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non-coding RNA は、タンパク質へ翻訳されずに機能するRNA の総称で、ゲノムにコードされ標的遺伝子の発現調節を行うmiRNA(microRNA)、核内構造体構築あるいはエピジェネティック制御に関与しているlncRNA(long noncoding RNA)などが含まれます。近年の研究で、これらのnon-coding RNA は、脂質異常症・動脈硬化症の発症メカニズムに大きくかかわっていることが明らかになってきました。
本セミナーでは、コレステロール合成および取り込みに重要なSREBP-2 遺伝子のイントロン16 にあるmiR-33a、脂肪酸合成を司るSREBP-1c のイントロン16 にあるmiR-33b の機能解析研究の結果、治療応用への研究を中心に、わかりやすく解説します。
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