五島雄一郎賞

第20回「五島雄一郎賞」応募要項

五島雄一郎賞規定

  • 日本動脈硬化学会は、わが国における動脈硬化研究進展の一助として、日本動脈硬化学会五島雄一郎賞を設ける。
  • 五島雄一郎賞の選考対象は、卓越した動脈硬化研究(原則としてわが国でなされたものを重視)に関するもので、受賞講演が行われる年の3月31日現在50歳未満の本学会評議員とする。応募方法は本学会の規定した応募用紙に履歴書、研究内容、論文リスト、学会での活動歴を記載のうえ、受賞講演が行われる年の前年11月20日*(必着)までに学会事務局に提出することとする。*11月20日が土日祝日の場合は、その翌日必着とする。
  • 受賞者を選考するために五島雄一郎賞選考委員会を設ける。選考委員会は日本動脈硬化学会学術委員会委員と理事会より推薦を受けた委員若干名の選考委員によって構成される。ただし、五島雄一郎賞受賞候補者は当該年度の選考に携わることは出来ない。このとき委員長は必要に応じ、日本動脈硬化学会会員の中から補欠の委員を選任することができる。委員は15名以内とする。委員長は理事長とする。
  • 選考は締切日以降に会合を持ち、五島雄一郎賞受賞者1名以内を選考し、理事会および評議員会に報告しその承認を得るものとする。
  • 受賞者には、別に定める条項(付則)に伴い、それぞれ賞状および副賞として奨励金を贈呈する。
  • 五島雄一郎賞受賞者の表彰はその時の総会において、理事長が行う。
  • 受賞者は、当該年度の総会において五島雄一郎賞受賞記念講演を行う。
  • 口演内容は原則として「Journal of Atherosclerosis and Thrombosis」に掲載するものとする。
  • 本規定の変更は学術委員会の討議を経て理事会の承認のもとに行うものとする。変更事項については評議員会、総会には報告事項とする。

 

受賞一覧

第19回(2023年度) 田中 敦史(佐賀大学循環器内科)
動脈硬化性疾患およびその危険因子に対する先制医療の実践と包括的治療戦略の確立を目指して
第18回(2022年度) 関谷 元博(筑波大学医学医療系内分泌代謝・糖尿病内科)
代謝を標的とした動脈硬化性疾患へのアプローチ
第17回(2021年度) 山岸 良匡(筑波大学医学医療系社会健康医学)
地域住民を対象とした動脈硬化性疾患の予防のための疫学研究
第16回(2020年度) 岡崎 啓明(東京大学医学部附属病院)
中性脂質代謝と動脈硬化:新たな制御標的の探索
第15回(2019年度) 多田 隼人(金沢大学附属病院 循環器内科)
ヒトゲノム情報を基盤とした動脈硬化性疾患予防・個別化医療
第14回(2018年度) 的場 哲哉(九州大学病院循環器内科)
動脈硬化性心血管病メカニズムにおける炎症と酸化ステロールの役割
第13回(2017年度) 古橋 眞人(札幌医科大学循環器・腎臓・代謝内分泌内科学講座)
動脈硬化関連疾患における脂質シャペロンの役割解明
第12回(2016年度) 矢作 直也(筑波大学医学医療系内分泌代謝・糖尿病内科)
中性脂肪合成を制御する転写複合体の解明
第11回(2015年度) 山下 智也(神戸大学医学部附属病院循環器内科)
Intestinal immunity and gut microbiota in atherogenesis
第10回(2014年度) 大内 乗有(名古屋大学大学院医学系研究科分子血管病学寄附講座)
Adipocytokines in cardiovascular and metabolic diseases
第9回(2013年度) 尾野 亘(京都大学大学院医学研究科循環器内科)
High impact of microRNA-33 on atherosclerosis and lipid metabolism
第8回(2012年度) 岡村 智教(慶応義塾大学医学部衛生学公衆衛生学教室)
“A series of community-based cohort studies concerning the relationship between dyslipidemia and cardiovascular disease in Japanese populations”
第7回(2011年度) 横手 幸太郎(千葉大学大学院医学研究院細胞治療内科学)
Atherosclerosis as a reluctant failure of the protective vascular response
第6回(2010年度) 酒井 寿郎(東京大学先端科学技術研究センター代謝医学分野)
Atherosclerosis-Genetics to Epi-genomics
第5回(2009年度) 秋下 雅弘(東京大学大学院医学系研究科加齢医学)
Sex hormones and atherosclerosis
第4回(2008年度) 島野 仁(筑波大学大学院疾患制御学内分泌代謝・糖尿病内科)
“Disturbances in energy transcription factor network and formation of risks for atherosclerosis
エネルギー代謝転写因子ネットワーク破綻による動脈硬化リスク形成の病態”
第3回(2007年度) 範 江林(山梨大学大学院医学工学総合研究部分子病理学講座)
動脈硬化の研究のための新たな遺伝子改変ウサギ・モデルの開発と応用
第2回(2006年度) 武城 英明(千葉大学大学院医学研究院臨床遺伝子応用学脂質研究室)
内膜平滑筋細胞からアプローチした動脈硬化の新たな診断・治療法の探索
第1回(2005年度) 久米 典昭(京都大学大学院医学系研究科循環器内科)
“酸化LDL受容体LOX-1とその可溶型分子を追究してFrom Bench to Bedside”
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