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大学院時代は、腸内細菌の研究を行なっていたが、心機一転、マクロファージからの動脈硬化制御を目指して2017年留学した。3年間の留学中は当初の予定とは異なり、骨髄の基礎的な研究を行い、骨髄における単球の制御機構を解明した。またタバコを使った大動脈瘤の新たなモデルの作成に携わった。留学中はシングルセル解析の黎明期であり、実際にその技術に触れることができた。そこで、帰国後は循環器内科医師としてのキャリアを生かして、臨床サンプルを使った研究を行うこととした。自分の研究生活を振り返りながら、シングルセル解析のTIPSを含め、その魅力をお伝えしたい。
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