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大学院修士課程まではヒトを対象としたエネルギー代謝研究(食事誘発性熱産生)に取り組んできたが、博士課程では褐色脂肪細胞の基礎研究へと方向転換した。基礎研究の内容に魅力を感じたことから、その後は米国へ博士研究員として留学し、誘導型の熱産生脂肪細胞であるベージュ脂肪細胞の研究に取り組んだ。帰国後は、大学教員として、食品・栄養学的な観点より、褐色・ベージュ脂肪細胞を中心としたエネルギー代謝研究に従事している。留学の経緯や留学中の研究生活の話などを交えながら、褐色・ベージュ脂肪細胞を介した糖・脂質代謝調節について、お伝えしたい。
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